Q
Will・Can・Mustのフレームワークって何ですか?どう使うの?
自己分析2026-04-16
A
Will・Can・Mustは、「やりたいこと」「できること」「求められていること」の3つの視点から自分を整理するフレームワークです。自己分析と企業選びの両方に使える、シンプルで強力なツールです。
3つの要素の意味
| 要素 | 意味 | 問いかけ |
|---|---|---|
| Will(やりたいこと) | 自分の意志・情熱・興味 | 「何をしているとき楽しい?ワクワクする?」 |
| Can(できること) | 自分のスキル・強み・得意なこと | 「人より上手にできることは?褒められることは?」 |
| Must(求められていること) | 社会や企業から必要とされること | 「どんな力が仕事で求められている?」 |
**この3つが重なる部分が、あなたにとっての「理想の仕事」**です。
具体的な使い方
ステップ1:Willを洗い出す
「やりたいこと」「興味があること」を制限なく書き出します。
書き出すヒント:
- 時間を忘れて没頭できることは?
- ニュースで思わず読んでしまうジャンルは?
- 将来「こういう仕事をしてみたい」と少しでも思ったことは?
- 「こういう社会になったらいいな」と思うことは?
例:
- 人の成長をサポートしたい
- 新しいサービスやプロダクトを作りたい
- 海外と関わる仕事がしたい
- チームで大きな目標を達成したい
ステップ2:Canを洗い出す
「できること」「強み」を具体的に書き出します。
書き出すヒント:
- アルバイトや部活で褒められたことは?
- 友達や家族から「あなたって○○だよね」と言われることは?
- 他の人より楽にできることは?
- 資格やスキルで持っているものは?
例:
- 人の話を聞くのが得意
- データを整理してわかりやすくまとめられる
- 初対面の人ともすぐに打ち解けられる
- 計画を立てて実行するのが得意
ステップ3:Mustを調べる
「社会や企業が求めていること」は、自分の中だけでは出てきません。外の情報を取りに行く必要があります。
調べる方法:
- 求人票の「求める人物像」を読む
- OB・OG訪問で「どんな力が必要ですか?」と聞く
- 業界研究で「この業界に必要なスキル」を調べる
- 企業の採用ページで「求める資質」を確認する
例:
- 論理的思考力(コンサル業界)
- コミュニケーション力(営業職)
- 粘り強さ(研究開発職)
- リーダーシップ(マネジメント候補採用)
ステップ4:3つの円の重なりを見つける
Will・Can・Mustを書き出したら、重なっている部分を探しましょう。
例:
- Will:人の成長をサポートしたい
- Can:人の話を聞くのが得意
- Must:コミュニケーション力が求められる
→ 人材業界の法人営業や教育業界が候補に上がる
3つがすべて重ならなくてもOK
最初から3つが完璧に重なることは稀です。2つが重なっている部分から始めるのが現実的です。
| 重なり | 状態 | アドバイス |
|---|---|---|
| Will × Can | やりたくて得意だが、需要がわからない | 業界・企業研究で需要を確認する |
| Will × Must | やりたくて需要もあるが、スキルが足りない | 入社後に伸ばせるか確認する |
| Can × Must | 得意で需要もあるが、やりたいかわからない | インターンやOB訪問で体験してみる |
就活での活用シーン
企業選びの軸として
Will・Can・Mustが重なる業界・職種をリストアップすれば、「なんとなく」ではない合理的な企業選びができます。
志望動機に説得力が出る
「私は○○がやりたくて(Will)、○○が得意で(Can)、御社は○○を求めていると伺いました(Must)。だから御社を志望しています。」——3つの要素が入った志望動機は非常に説得力があります。
面接で「なぜ?」に答えやすくなる
「なぜこの業界?」「なぜこの職種?」という質問に、Will・Can・Mustの3軸で答えられると、面接官も納得しやすいです。
最後に
Will・Can・Mustは、自己分析で迷子になったときのコンパスのようなものです。「やりたいことがわからない」「自分に何が向いているかわからない」と感じたら、まずはこの3つを書き出してみてください。
完璧に埋まらなくてもOK。書き出す過程そのものが、自己理解を深めてくれます。
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